ネットにある外山雄三さんの情報をまとめてみた
栗田博文さんの指揮を見る(楽しむ)にあたって、栗田さんの師匠が「音楽について、指揮法について、どう考えているのか」を知る事も大切だと思っている管理人。
当サイトは、外山雄三さんのインタビュー記事や動画などを重点的に掲載しています。気になるなら項目がありましたら読んでみてください😊
1. プロフィール
- 生誕:1931年5月10日
- 年齢:92歳
- 死没日:2023年7月11日(火)
- 出身地:東京都
- 学歴:1948年 東京音楽学校(現在の東京芸術大学)本科作曲科に入学 / 1952年 東京芸術大学 音楽学部作曲科 卒業
- 1954年:NHK交響楽団指揮養成員になる
- 1956年9月:NHK交響楽団の公演を指揮し、指揮者デビュー
- 1964年:第12回「尾高賞」を受賞。受賞作品「ヴァイオリン協奏曲」
- 2000年:第48回「尾高賞」を受賞。受賞作品「交響曲 第2番」
- 所属事務所:株式会社ヒラサ・オフィス
- 他の所属:1979年2月からNHK交響楽団 正指揮者 / 2020年4月から大阪交響楽団の名誉指揮者
- 親族:父は声楽家の外山國彦さん。兄はカントリー&ウエスタン演奏家の外山寛さん。弟は声楽家・合唱指揮者の外山浩爾さん。
- 配偶者:弥加(みか)さん。
詳細な経歴を知りたい人は公式サイトより確認してください。
パシフィック・フィルハーモニア東京 第156回定期演奏会について
2023年5月27日に開催された この演奏会で外山さんが指揮中に体調を崩して途中降板したのは間違いありませんが、倒れてはいません。
SNSやブログで「倒れた」と書いていた人がいましたが、それは間違いです。
間違いと言い切れるのは、管理人も この定期演奏会に参加していたからです。
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 『ザ・グレート』の第4楽章で体調を崩した外山さんは指揮台の横に設置した簡易テーブルに置いてあったハンドタオルを口元に当て、指揮を中断されました。
下記のツイートが正しい詳細です。
誤解を招く表現のツイートが多いので、現場を見ていた一人として一言。
— TOMZO@美味しいコーヒーのお店を巡るコーヒー好き (@tomzocoffee) May 27, 2023
外山雄三さんは指揮中に「倒れられて」はいません。
指揮台の上の椅子に腰かけられていおり、スタッフの方に介助され、車椅子に移乗して舞台袖へ退場されました。
誤解を招く表現は慎むべきです。#外山雄三#クラシック
2. Web記事
インタビューやコラム等が読める記事を掲載しています。
⬇ 外山さんの公式サイト
⬇ 大阪交響楽団|森下幸路 大阪交響楽団 首席ソロコンサートマスターが語る、名誉指揮者 外山雄三との思い出
⬇ SPICE|大阪交響楽団名誉指揮者に就任した外山雄三に聞く
⬇ 大阪交響楽団|音楽の風景~外山雄三が見た日本の音楽界~
⬇ MIN-ON|世界に広がる東京国際音楽コンクール<指揮>外山雄三審査員長インタビュー
⬇ Bunkamura|N響オーチャード定期 第67回 指揮者インタビュー
⬇ PHILEweb|指揮者・外山雄三さんが聴く「N響アーカイブシリーズ」- 初海外演奏旅行の秘話を語る
⬇ 「4大オーケストラの響演」の記者会見の様子
⬇ 「4大オケの4大シンフォニー」の記事
※1:記事内の画像に外山さんのコメントが掲載されています。
※2:画像の直リンクはコチラ
⬇ 外山さんのことを書いたコラム記事
⬇ 栗田さんはちょいちょい恩師のご自宅に訪問していたようです。
※固有人名は出ていませんが、「恩師=外山さん」と察することができます。
⬇ 外山さんのことが記載されている記事
⬇ 外山さんが広上さんの師匠だったことが分かる記事
※以下の記事は全て有料です。
3. PDFファイル
※ スマホ(Android)からPDFファイルを閲覧する場合はファイルがDLされます。データ量のご注意を。
- 1970年12月号 神戸っ子
※ 神戸っ子の目次を知りたい方はコチラ - 2006年第4号 みんおん
※ 各号の『みんおん』が掲載されているページはコチラ - 第14回サントリー音楽賞 受賞
- 4オケの4大シンフォニー2020
- 音楽は平和を導くか-試される広島サミット-
- 60周年記念 2008年日本のうたごえ祭典 in 東京 60周年記念音楽会
- 大阪4大オーケストラの響演
- 昭和42年9月20日発行 広報 あしや
- 日本作曲家選輯
外山さんの元でアシスタントをしていた指揮者さん。
4. 書籍情報
外山さん著の本、共著・編集に携わった本が気になった人は確認してみてください。
🔵 音楽の風景(新樹社|1985年)
🔵 オーケストラは市民とともに(岩波書店|1991年)※ 中村 敬三 氏との共著
🔵 聞き書き 井上頼豊 音楽・時代・ひと(音楽之友社|1996年)※著者:井上 頼豊、編集:外山 雄三、林 光
🔵 音楽の殿堂―響きあう感動50年 東京文化会館ものがたり(東京新聞|2011年)
※外山さんへのインタビュー内容が掲載されています。
5. 指揮が見れる動画
栗田博文さんファン視点で外山さんの動きを見ると「外山さんの動き、弟子の1人である栗田さんに確かに受け継がれている」と思う点が多々あります。
アップされた年:2009年
アップされた年:2011年
アップされた年:2017年
アップされた年:2018年
アップされた年:2019年
アップされた年:2020年
アップされた年:2021年
アップされた年:2022年
⚠ 閲覧の際は YouTube より視聴してください!
アップされた年:2023年
6. 手向けられた言葉
2023年7月11日に天国へ旅立った外山さんへ手向けられた言葉を掲載しています。
楽団など
🔵 13日
岩城宏之マエストロのご盟友、外山雄三マエストロには、度々の客演指揮、コンポーザー・イン・レジデンスなどOEKと深くかかわっていただきました。最後の共演は2012年9月6日「岩城宏之メモリアルコンサート」となりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。https://t.co/msS9dbgxBQ pic.twitter.com/qmQIdcatf5
— オーケストラ・アンサンブル金沢 (@oekjp) July 13, 2023
NHK交響楽団の正指揮者、#外山雄三 氏が7月11日に逝去されました。享年92。https://t.co/U4DDAjSkUm
— NHK交響楽団 NHK Symphony Orchestra, Tokyo (@NHKSO_Tokyo) July 13, 2023
今年1月に行われた「第70回尾高賞」の選考会では、N響高輪演奏所まで足をお運び下さり、元気なお姿を見せくださっていたのですが…… pic.twitter.com/5oep3qtouF
第2代音楽監督を務められた外山雄三氏が2023年7月11日逝去されました。当団との最後の共演は、2017年9月の定期演奏会、「未完成交響曲」や自身の「オーケストラのための玄奥」を指揮し、大きな成功へ導きました。ここに慎んで哀悼の意を表します。 pic.twitter.com/8Xeye6Juqg
— 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 (@kanagawaphil) July 13, 2023
音楽家 #外山雄三 さんが7/11逝去されました。
— パシフィックフィルハーモニア東京(=PPT) (@PPT2022Tokyo) July 13, 2023
5/27当団定期演奏会にて、シュ-ベルト交響曲第9番「ザ・グレート」を指揮いただきましたが、これが《最後の指揮》となりました。
音楽界の後輩に賜りましたご厚情に感謝いたしますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。https://t.co/l1Slext9bC pic.twitter.com/kCiDU21UQg
【訃報】
— 名古屋フィルハーモニー交響楽団 (@nagoyaphil) July 13, 2023
指揮者・作曲家の外山雄三さんが、7月11日にご逝去されました。享年92。
名フィルでは、1981年1月~1987年3月に音楽総監督兼常任指揮者に就任、演奏・運営の両面で徹底的に鍛えてくださいました。名フィルの歴史は、“外山前”と“外山後”に分けられます。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/eZe7QgJR5A
【お悔やみ】1989年から2005年まで音楽監督を務めていただきました外山雄三氏が、2023年7月11日午後7時2分逝去されました。氏は音楽監督就任中長きに渡り、当楽団の発展に多大なる功績を残されました。 ここに生前の氏の多大なる貢献に対し、心から感謝の意を捧げ、哀悼の意を表します。 pic.twitter.com/prcGbYFET7
— 仙台フィルハーモニー管弦楽団【公式】Sendai Philharmonic Orchestra (@sendaiphil) July 13, 2023
名誉指揮者 外山雄三が7月11日に逝去されました。(享年92)
— 大阪交響楽団(公式) (@osakakyofficial) July 13, 2023
2016年からミュージックアドバイザー、2020年から名誉指揮者として、大阪交響楽団の音楽的な発展に大きく寄与されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
写真は外山先生が最後に出演された第256回定期演奏会(2022/6/29)より pic.twitter.com/1aGLPJqFjX
作曲家・指揮者の外山雄三さんが7/11にご逝去されました。
— 特定非営利活動法人 琉球交響楽団 (@Ryukyu_symphony) July 13, 2023
謹んでご冥福をお祈り致します。
2010年10月24日、琉球交響楽団創立10周年記念シリーズの第18回定期演奏会で指揮をしていただきました。
共演出来たこと、ご指導いただきましたこと、心より感謝申し上げます。https://t.co/4PPBeiGnJh pic.twitter.com/yjIzZjOtan
🔵 14日
指揮者・作曲家の外山雄三氏が2023年7月11日にご逝去されました。都響では2000年『日本の作曲家シリーズ28』において氏の作品を演奏したほか、多くの公演で指揮をして頂きました。… pic.twitter.com/1idlm16d0B
— 東京都交響楽団 Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra (@TMSOnews) July 14, 2023
【訃報】#NHK交響楽団 正指揮者 #外山雄三 氏
— NHK交響楽団 NHK Symphony Orchestra, Tokyo (@NHKSO_Tokyo) July 14, 2023
生前の外山氏の #N響、日本クラシック音楽界への貢献に対し心からの感謝と、哀悼の意を表します。
リンク先で外山氏とN響の関わり、日本の音楽界への貢献について、貴重な写真と共にまとめました。ご覧頂けると幸いです。https://t.co/8cX8rEsL7n pic.twitter.com/aRlZ8jv961
京響第4代常任指揮者 外山雄三氏が7月11日にご逝去されました。
— 京都市交響楽団 City of Kyoto Symphony Orchestra (@kyotosymphony) July 14, 2023
昭和42年から常任指揮者として楽団の発展に御尽力下さり、退任後も定期演奏会や京響創立50周年記念のコンサート等で数多く客演していただきました。
多大なご貢献に感謝申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/PUm5ZE0m2N
🔵 15日
外山雄三様のご訃報に接し心より哀悼の意を捧げます。1973年4月『カテリーナ・イズマイロヴァ』(日本初演、栗山昌良演出)をはじめ、『マクベス』『リゴレット』等多くのオペラの指揮していただきました。1999年6月新国立劇場との共催公演『罪と罰』の初演を指揮していただいたのが最後になりました。 pic.twitter.com/OSjbGcCx4n
— 東京二期会【オペラ】Tokyo Nikikai Opera (@nikikai_opera) July 15, 2023
🔵 18日
指揮者・作曲家の外山雄三氏が7月11日に逝去されました。享年92。1982年に唐津市の人々を中心とする募金に基づき委嘱された交響詩《まつら》を作曲頂くなど、長きにわたり当団の発展に多大なるご尽力を頂きました。生前のご貢献に対し心から感謝いたしますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます
— 日本フィルハーモニー交響楽団 (@Japanphil) July 18, 2023
指揮者
外山雄三先生が天国へ旅立たれました。
— 藤岡幸夫 Sachio Fujioka (@sacchiy0608) July 13, 2023
近年は大阪4大オケフェスティバルで何度かご一緒させて頂き大変勉強になりました。厳しい方でしたが大変優しく接して下さいました。
日本のクラシック界を力強く牽引してこられた重鎮でいらっしゃる方でとても寂しい…
心よりご冥福申し上げます… pic.twitter.com/ey6HrlBd9D
外山雄三先生がお亡くなりになりました。初めてN響を指揮した1989年
— 飯森範親 Norichika IIMORI Official (@iimoriconductor) July 13, 2023
1月…凄い緊張の中、25歳の僕がリハーサルしている間、先生はずっと見守って叱咤激励して下さったのを今でも鮮明に覚えています。長きに渡るご活躍に敬意と感謝の気持ちを表する共に、心からのご冥福をお祈りいたします。安らかに… pic.twitter.com/Kjjw7HdwUV
奏者
プロとして「できて当たり前のこと」をきちんとする、ということを求め続け、多くの新人演奏家にとっての「壁」の役割をあえて引き受けた方だったと思います。もちろん、ご自分にも厳しく、余計なうぬぼれは無かった。https://t.co/l8TPObkTRY
— 寺本義明 (@teramotofl) July 13, 2023
外山先生…リハで厳しく指摘されるって話はよく伺っていたのですがだからこそ「負けちゃいかん!」と初めてのラプソディのリハの時にぜんぜん譜面にないことも含め無茶苦茶に好き勝手吹いてやったんですがじっと最後までまで聴いてくださってその後静かに棒を止めて「この曲は…」続く
— 斎藤和志 (@tronjack08) July 13, 2023
外山雄三先生の訃報受け入団直後からの思い出溢れてきてます。厳格な方でしたが時に「君は何か悩んでるのかな?」と楽屋に呼んでくださり話を聞いてくださった事もありました。
— 戸田博美 (@HJBwwuRHnNvPXPf) July 13, 2023
日々精進していきます。
外山雄三先生ありがとうございました。 pic.twitter.com/6TfJKkNTfO
私が県芸に入って一番幸せだったことは間違いなく外山先生のもとでオーケストラを勉強できたことです
— 安保有美/Yumi Abo Violinist (@Linchan81) July 14, 2023
失礼ながら「先生の指揮、とても分かりやすいです」なんて言ってしまった時
「だって分かりやすいことが僕の唯一の持ち味だから!ガハハ!」と笑ってくださいました
先生、寂しいです… pic.twitter.com/PNpl5avxyR
Twitter民
この本の『第九』を語る の項で、
— NiRa (@pennoato) July 13, 2023
朝比奈「ドイツ人の指揮者で『第九』を十回やっている人は少ない。私は二百回を超えたけど、いちばん多いのは外山雄三くんで、四百回以上でしょう。その努力たるや大変なものです。」
外山雄三さん、第九の演奏回数はギネス級だったのだ。
ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/aLPqnOTpRi
舞台の上に居る外山雄三を見たことがたった1度ある。朝比奈の指揮でフイデリオを演奏会形式で上演した際に、リハーサル段階から歌唱陣を指導したのが外山で、本番でも朝比奈の足下で椅子に座っておそらく歌手に合図を送っていたのだろう。朝比奈の為にこんな仕事を引き受けた、真の音楽家だった。合掌 pic.twitter.com/rnqC1NhqeI
— Leiermann (@leiermann) July 13, 2023
今日ご逝去の報を目にしました。外山雄三マエストロ。右も左も分からないクラシック。第九さえ聞い事がない20歳の時にフェスティバルホールで『ヴェルディのレクイエム』を歌いました。外山雄三マエストロの指揮で。そして2年後の22歳でもう1度。今思えば凄い経験でした。ご冥福をお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/FYnKO7DRVn
— 昔は京阪・滝井駅を利用 (@kuhibiki13b) July 13, 2023
外山雄三が亡くなる。外山といえば、管弦楽のためラプソディで、指揮者としては尾高、岩城、若杉に比べ、忘れられた存在的な感じだった。70ー80代は欠落、90代で劇的に復活し、数年で亡くなった(イメージ)。この機会に聴いてみると、明らかによい。もったいなかった。 https://t.co/sU66e4C686
— ア リ ス Pray for Ukraine (@mzammer) July 13, 2023
20年ぐらい前、仙台フィルの何かの演奏会で外山雄三がこの席に座って演奏を聴いていたのをふと思い出した。 pic.twitter.com/Rssa2llDK3
— 修幸@SPG (@sa_arsenic) July 15, 2023
神奈川フィル定期演奏会に先立って黙祷。外山雄三氏は5月のパシフィックフィル演奏会中不調で降壇で、その後回復されたかと思ってたから残念。4年前八ヶ岳ふもとの食堂でお見かけしたことを思い出す。その店のご近所に住んでおられたのとこと。合掌#神奈川フィル #外山雄三 pic.twitter.com/joaiQOLb8W
— MSO (@pm405) July 15, 2023
この記事に掲載していない外山さんに関する記事などを発見したら随時更新しますね!
管理人が知らないネットに掲載されている情報を知っている人がいましたら、お問い合わせフォーム もしくはTwitterより教えていただけると助かります🙇